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聖マリアの汚れなき御心の記念日   日本教会の最高保護者   


 1844年5月1日、フォルカード司教は、日本の本土に上陸しようとして成功しなかったので、琉球において迫害の嵐の中にあった日本の教会を、聖マリアの汚れなき御心に荘厳に奉献した。のちにこの奉献は、聖座にとどけられ正式に認可された。それから21年後、それは信者発見の2年後であったが、長崎の大浦天主堂の前で聖母の御像が荘厳に祝福された。その時新しく日本の司教に選ばれたプチジャン司教は、記録にもあるとおり、「極東司教、日本駐在教皇代理の資格をもって」ふたたび、聖マリアの汚れなき御心への日本奉献を新たにした。この奉献は日本の教会をを全滅から救ってくださった善い母に感謝を示すと同時に、聖母のご保護をそののちも保証するためであった。マリアの汚れなき御心のこの祝日は、今、イエズスの聖心の大祝日の次の土曜日に祝うが、これをはじめたのは聖ヨハネ・ユードである。この聖人が創立した男女修道会では、最高の保護者として2月8日に祝い、イエズス・マリアの聖心会でも、称号の祭日として祝い、それぞれ固有の祈願や朗読がある。